競技かるた部活動報告〜その35〜東京都代表チーム関東大会の上位を独占!
2016.11.21
11/20日曜、千葉県八千代市ふれあいプラザにて、関東大会が行われました。
東京からは2チーム16名が出場しており、その中に海城かるた部員は高2の5名が選出されています。
東京都チームは圧倒的な快進撃でトーナメントを勝ち進み、ついには、暁星高校の主将率いる東京Aチーム(鈴木虎次郎四将、渡邉慶太六将)と、板垣慧治が主将をつとめる東京Bチーム(鹿野幹人五将、平山泰地六将)とで、東京同士の決勝戦となりました。
もちろん東京Aのほうが上位チームなのですが、東京Bが気迫を見せて2-2というシーソーゲームになり、なんと勝負を決めたのは板垣対鈴木という海城生対決でした。
この試合は、普段はチームメイトとして練習している二人ながらも、今回のチームの主将としての覚悟を背負って一歩も引かない構えの板垣と、盛んに声をかけて周囲を盛り立てながらもいつも以上に勢いのある取りを見せる鈴木の、一進一退の名勝負となり、結果、僅差で板垣が制し、番狂わせで東京Bチームの優勝、東京Aチームが準優勝となりました。
決勝戦が東京同士では、関東大会のための練習会と変わらないので、勝ち負けにはさほど拘らないものかと推測していたのですが、惜敗した東京Aも、勝利した東京Bも、ともに涙を流す、非常に白熱した試合を見せてくれました。
夏には高校選手権出場を賭けたライバルとなる選手と同じチームメイトとして切磋琢磨でき、また、強豪校である暁星や白鷗の先生方に監督としてご指導を受けることができた経験は大変貴重です。海城かるた部にとって、たいへん得るところの大きい関東大会となったことと思います。
最後になりましたが、今回の代表ユニフォームは、平山泰地がデザインしたものです。忙しい中頑張って素晴らしいデザインを仕上げてくれました。